こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
本日は私たちスタッフの中核となる取り組み「支援」についてのお話です。
就労移行支援とは障害者総合支援法によって定められた就労系福祉サービスで、厚生労働省から「就労したいけど障がいや難病で就職が難しい、という方に適切な訓練を行って就職させてください」と取り決めがあって成り立っている事業です。
トランジット麻生に通所されているメンバーさんも、初めてトランジットに訪れたとき「就職しよう!」と思って来所される方が多いと思います。
就労移行支援は利用期間に2年という上限が定められており、使い切らずにすぐ就職されても、2年使い切って就職されてもOKです。
トランジット麻生が開所してから6年、たくさんの人が通所され、自身に合った環境へと進んでいきました。
そんな中でたびたび気になったのがこちらです。
すぐに就職したい!と言っていたが、
通所すると時間をかけて就職したい、に
気持ちが移った
目標が変わること自体は自然なことです。
訓練をする中で目指すものが変われば目標設定も変わります。
ただ、すぐ就職したかったのが、すぐでなくても良くなるとき、それは一体何のサインなのでしょう。
スタッフの目線ではそういう考えを持ったりします。
実際に利用すると環境がよかった
資格をもっと取っておきたいと思った
手厚い実習先企業への応募を考えた
色々な理由があるとは思いますが、私たちスタッフにとって最も防ぎたいのは
就職したい気持ちが薄れた
です。
スタッフとしては、就労に意識が向いていたわけですから、就職への気持ちを削がれるような対応が無かったか事業所のサービス体制を振り返ったり見直したり、就職への気持ちを高めるにはどうしたらいいか、スタッフ同士で話し合ってアイディアを出し合ったりします。
それでも答えが見つからないこともありますし、時間が過ぎるといつの間にか就労したい気持ちが復活していたりします。
そんな中で、利用するメンバーさん一人ひとりの就職への道をいつも考えています。
支援って、難しいですね。
だからこそ、これからも私たちスタッフは利用メンバーさんからたくさんのことを学んで、より良い支援ができるように成長していきたいと考えています。
気軽にお問い合わせください
現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生
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