こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
トランジットでは学校等に在学している学生ならびに生徒さんの実習や長期休み中の体験利用を受け付けております。
先日、1名の生徒さんが市立札幌豊明高等支援学校様よりトランジットへ実習に来られ、のべ9日間の実習を終えました。
トランジット麻生はメンバーさん1人1人に対応したカリキュラムを組んでいますので実習の生徒さんにも興味のある事や、どんな仕事に就きたいか等をお聞きし、本人の希望に沿って取り組む内容を決めていきます。
最初はプログラミングに興味があるということでブロックプログラミングを行いました。
ブロックプログラミングは難しいコードの書き方を知る前にプログラムの流れを知ることができます。ゲーム感覚で取り組めるので、初日の終わりを迎える頃には手つきがとても素早くなっていました。新しいことへの順応が早いですねー。
翌日はAdobe Illustrator(アドビ イラストレーター)にチャレンジ。
案内表示にも使える「ピクトグラム」というイラストの書き方を学びます。
しっかりと形ができあがって完成を迎えたのですが……
むちゃくちゃなポーズを作っては笑いがこぼれていましたね(笑)
この自由な発想で楽しみながらどこまでもいじり倒すのが、実は上達の近道だったりするんです。
イラストレーターから良さを見出したあとは「ペンタブレットで絵を描いてみたい」という希望でCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオ ペイント)を使ったデジタルペイントに初挑戦。
最初は自由な描き心地を知ってもらうのに好きな特撮シリーズのエンブレムを描きました。
感覚が慣れたところで基本的な線の引き方と色の塗り方を教わり、いよいよお気に入りのキャラクターを描いていきます。
デジタルペイントが気に入ったようで、次に「本格的なレベルのイラストを描いてみたい」というのです。「レベルが高すぎて無理ですか?」と直球の疑問を投げられていましたが、「できるかどうかじゃない、さっそくやってみよう!」と意気揚々に模写が始まりました。
デジタルで描くイラストはシンプルなものも緻密でリアルなものも、筆の使い方は根っこの部分が一緒だということがわかるように着彩のようすと流れを実演して説明し、いよいよ全部自分でやってみる番です。
次の日も、またその次の日も……
丁寧に色を乗せて絵が完成に近づいて……
ついに完成しました。
この一枚を描くことでデジタルペイントに必要な、言葉で説明が難しい大部分が感覚で知れたのではないでしょうか。
たくさんの経験値を得られたと思います。
実習最終日は、スタッフから花束を手渡されました。
この経験を糧に「技術を身に付けること」「仕事をすること」について考えるきっかけとしていただければ幸いです。2週間お疲れ様でした!
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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。
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