こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

おかげさまで、トランジットは様々な企業さまから職業実習の場を頂くなどのご協力を得られ、実習を経た就職の実現などが達成されています。

障がいを持った方向けの求人は多岐にわたってあり、その中から通所されるメンバーさんの希望と照らし合わせ、条件にマッチする方は職場実習の中で施設外の社会経験を積んでトランジット卒業に向かっていきます。

しかし現実は、誰でも就職を受け入れられるという広い間口ではありません
採用条件とは別に「求める人物像」というイメージを持つ会社もあることでしょう。

たとえとして、どんな人物が求められているか見てみましょう。

求める人物像

  • 勤怠が安定している
  • 適切なタイミング・内容で報告・連絡・相談ができる
  • 素直で前向きな気持ちを持っている
  • 様々な特性・違い・考えを持つ同僚を受け入れ、尊重することができる
  • 会社のルールを守ることができる
  • 時間の管理ができる
  • 社会人として正しいマナーを身につけている

どれも働く上で本人と会社の両者があとあと困らないためにも必要なことですね。

ちょっと噛み砕いていきます。

勤怠が安定している

突然休んだり遅刻するのを繰り返すと信用を落とすことにつながっていきます。

適切なタイミング・内容で報告・連絡・相談ができる

話は「いつ」「誰に」「どう」伝えるか考えないとトラブルに発展するおそれがあります。

素直で前向きな気持ちを持っている

他人の言葉を正面から受けとめて考えることも大事です。

様々な特性・違い・考えを持つ同僚を受け入れ、尊重することができる

考え方や人柄が自分と違っても相手を尊重しましょう。

会社のルールを守ることができる

会社に決まり事があったら何があっても破らないこと。

社会人として正しいマナーを身につけている

服装やことば、態度、エチケットはきちんとしていますか?

*   *   *

これら全てができたとしても、必ずしも採用に至るとは限りません。
この他にも応募先に合った技能や資格が必要かもしれません。

ただ、実際の現場で人物像が求められる、という事を逆に考えてみましょう。
人物像に当てはまらない、一部が習慣としてできない人が就労現場に入社してきたとしたら・・・

  • 任せたい仕事があったのに土壇場で休まれ、他の人の負担になった
  • 同僚と考えが一致しないので、共同作業ができないまま納期が遅れた
  • 時間配分が全くできず作業が進まないが質問や相談のしかたが分からない
  • ルールを破って更に嘘でごまかしたことで誰からも信用されなくなった

(これらはあくまでも一例です)

職場定着率というものがあります。
就職をしてから年月が過ぎた時に働き続けられている人の割合です。

こちらのグラフを見てみましょう。

就職1年後には障がいの程度によりますがおよそ3割〜5割のかたが離職されます。
離職理由はさまざまですが、求められる人物像に合っている方はこの中にほとんど含んでいないことかと思います。

どんな技能や腕前を持っていても社会で働く上で持っていた方が良い要素があります。
求める人物像」とは、自分に備わっていれば自身への信頼の獲得につながって自然と働きやすくなる要素と考えられます。

信用が得られない人と一緒に働きたい、と考える人や会社はまず無いでしょう。
まずは「一緒に働きたい人」として就職できるよう「求める人物像」がどれだけクリアできているか、自己評価してみるといいと思います。

新しい目標が見えてきたら、ぜひその一歩を前進してみましょう!

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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

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