こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

家でも、学校でも、会社でも「挨拶は大切」と良く言われます。
もちろんトランジットでも「挨拶は大切」と伝え続けています。

そんなに「大切」と言われる挨拶ですが、そもそも「挨拶」ってなんなんでしょうか。

挨拶の「挨」は「推しはかる」「近づく」「触れる」という意味、「拶」は「迫る」「切り込む」という意味を持った漢字です。
そのため、文字本来の意味は「側に身を擦り寄せて押し合う」といった意味になります。
なるほど、よくわかりません。

そこで、辞書を引いてみると、気になる項目がありました。

あい‐さつ【挨拶】
①〔仏〕禅家で、問答を交わして相手の悟りの深浅を試みること。
②うけこたえ。応答。返事。驢鞍橋ろあんきょう「いかが―あるべきや」。「何の―もない」
③人に会ったり別れたりするとき、儀礼的に取り交わす言葉や動作。「朝の―」「時候の―」
④儀式・会合などで、祝意や謝意、親愛の気持、あるいは告示などを述べること。また、その言葉。「開会の―」
(広辞苑より抜粋)

「禅家で、問答を交わして相手の悟りの深浅を試みること」とあります。
なんだか難しそうです。

「挨拶」の言葉の語源は「一挨一拶(いちあい・いちさつ)」という仏教用語です。
禅宗では、師匠が弟子に声を掛けて、その返答によって修行の度合いをはかっていて、そんな問答のことを「一挨一拶(いちあい・いちさつ)」と呼んでいました。

師匠が弟子に声を掛けます。

「中庭は綺麗に掃除できたか?」と。

言葉は中庭の掃除について聞いていますが、本当に確認したいのは掃除のことではありません。
弟子はその真意を瞬時に察する必要があります。

弟子は、「中庭」は「自分の心」、「綺麗に掃除」というのは「心の曇りは取れたか?」という意味だと解釈しました。
師匠は弟子の修行の具合を訊ねたのです。

こうした何気ない問いにどう答えるかで、自分の状態が相手に伝わります。
禅の「挨拶」に限らず、私たちが普段行っている「挨拶」でも、ある程度その人の状態を知ることができます。

元気に挨拶をする人に対して良い印象を感じたり、反対に挨拶をしない人に対して悪い印象を感じたりすることはありませんか?
たったひとことの挨拶が、相手と良い関係を築いていく鍵になります。

特に、就職活動の面接においては、「挨拶が最大の武器」と言っても過言ではないかもしれません。
企業担当者は「この人と一緒に働きたいかどうか」という点を重視しています。
どんなに高度な技術やたくさんの資格を持っていても、うつむいたまま挨拶をしたり、挨拶が暗かったりすると「一緒に働きたい人」にはなりません。
笑顔で明るい挨拶で「一緒に働きたい人」を目指していきたいですね。

トランジットでは、VR(バーチャルリアリティ)を使って、実践的な面接練習を行うことができます。
就職の面接以外にも、職場でのコミュニケーション、電話応対など、就職活動の中で欠かせないコミュニケーションをリアルに体験することができます。
利用体験でもVRを使った面接練習を体験できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

気軽にお問い合わせください

現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌

〒001-0017
北海道札幌市北区北17条西4丁目1-3 マミヤビル2階 201号
【地下鉄北18条駅 徒歩1分】

TEL :011-776-6152
FAX:011-776-6152

E-mail info[at]transit-iko.net
※[at]を@に書き換えてください。

お問い合わせページはこちら