こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
個人情報が大企業のサーバーから流出、というニュースをたまに耳にすることがありますね。
「流出」とは多くの場合、悪意ある人が企業のコンピュータのセキュリティを破って不正に侵入し、情報を奪ってしまうことです。
あの漏れた情報はそこから先、どんなふうに使われるのか知っていますか?
顧客情報の入ったデータというと、たいていはその企業のサービスを利用するのに登録した「メールアドレス」と「パスワード」のログイン情報です。
中には氏名、住所、電話番号、クレジットカード番号、カード認証コードなどが含まれる場合もあります。
一度漏れると、それが直接悪用されるわけではなく、名前やアドレスなどを取り出しやすい形にしたデータベースが作られ、悪意を持った人たちが誰でも自由に見て使えるような場所へアップロードして共有されてしまいます。
これは何度も複製を繰り返され、決して無くなることはありません。
このデータを使ってよく行われることは「カードの不正利用」などでしたが、「パスワードを知っているぞ」と脅して金銭を要求するメールが送られてくる手口も目立つようになりました。
こういったトラブルから身を守るにはどうすればよいのでしょうか。
答えは非常にシンプルで「他のメールアドレスを使う」「パスワードを変える」「パスワードを使い回さない」というものが最も効果的です。
特に使い回しのパスワードは流出していないウェブサイトに仕掛けて使えるかどうかを試されてしまいます。
では、今使っている自分の自分のメールアドレスは大丈夫なのでしょうか。
それを確認できるサービスをひとつ紹介いたします。
『 Have I Been Pwned? 』
https://haveibeenpwned.com
このウェブサイトはMicrosoftのMVP社員であるトロイ・ハントさんという方が「今後データ流出はより大きな問題になる」と感じてサービスを開始しました。
英語のみのコンテンツですが、難しい操作はありません。
「email address」というボックスに自分のメールアドレスを入力して「pwned?」ボタンを押すと、そのメールアドレスを使ったアカウントが盗まれていないかわかります。
(このとき送信されるメールアドレスは確認後どこにも保存されずに破棄されますのでご安心ください)
「Oh no ─ pwned!」という赤い背景の画面が出た場合は過去の85億件(2019年11月現在)の流出データの中にあなたのメールアドレスが入っていましたよ、という意味です。
ハッキングの被害に遭ったサービスが何か、企業ロゴを出してくれたりもします。
これが出た場合はパスワードを変えるなどの自衛をしましょう。
「Good news ─ no pawnage found!」と出た場合は過去に一度も流出していません。安心してください。
この
不正に巻き込まれるのは避けたいものです。
最悪泣き寝入りになってしまうこともありますので、身を守る術は多く持つに越したことはないでしょう。
トランジットでは通所生活の中でパソコンを使う機会がとても多く、トランジットクレドでも唱和するように、個人情報を守る呼びかけを行っています。
それは他者の情報にとどまらず、自分自身の情報も守るべき対象です。
私たちスタッフは、情報化された社会の中で、自分自身をしっかりと守るためにはどうすればよいか、といった情報保護のスキルも伝えられることはメンバーさんに伝えていき、それが就職後に大きく役立てれば、と思います。
気軽にお問い合わせください
現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。
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