就職体験談
経理事務職へ就職
私は大学在学時に大学院試験の勉強のストレスから気分障害を発症しました。
またのちの心理テストでわかりましたが、普通の人の平均よりも処理速度が2割程遅いという障害特性を持っています。
大学卒業後は正社員として2社経験しましたが、いずれも職場の仕事のスピード感に追いつけず、
それをストレスに感じてしまい、半年程で職場に通えなくなってしまいました。
また、他の就労移行支援事業所にも11カ月通いましたが、通所が安定せず辞めてしまいました。
その後、クリニックを変え、新しい主治医の先生や薬にも慣れ、生活リズムが安定し始めた頃、今のままではいけないと強く感じました。
次の職場では長く働きたい。そのためには障害をオープンにして働こう。
だから障害特性を理解して訓練してもらう必要がある。その視点で数か所、就労移行支援事業所を体験通所しました。
そのなかで、トランジットはアットホームで、一人一人のやりたいことに合わせて個別のカリキュラムを組んでくれるという点が、
自分のペースで学習出来そうだと感じ、私に合うかもしれないと考え通所を決めました。
実際に通所すると、利用中は休みなく通所することができました。障害特性上、通所が辛くなることもありましたが、支援員の方に温かく支えてもらいました。
また、3カ月でMOS Office Excel 2013 スペシャリストに合格することが出来ました。グループワークもあり、コミュニケーションスキルも向上しました。
就職も、的確な応募書類添削や実践的な面接練習を行ってもらい、希望の職種である経理事務の仕事に就くことが出来ました。
トランジットで過ごした期間は非常に充実していました。
支援・指導して頂いた支援員の方々、時間を共有したメンバーの方々に、この場を借りて感謝したいと思います。
本当にありがとうございました。