こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジットです。
障がい者就労移行支援事業所トランジットでは、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
先日、就労移行支援事業所トランジット札幌に通所されている1名のメンバーさんの就職が決まり、トランジット札幌を卒業されました。
就職体験談にもあるように、こちらのメンバーさんは”自分と向き合う”事を恐れず、自己分析を進めて来ました。
最初はもちろん受け入れられない事もあったかと思います。
ですが、自己理解を深めることで現実と向き合い、自分の苦手な事を理解した上で面接に向かい、企業にもそれを伝える事ができ、今回の就職を勝ち取ることができました。
その姿はとても逞しく、私たちスタッフも勇気をもらいました。
新しい環境での生活になりますが、新しい事を学ぶ際のワクワク感をこれからも大事に、お仕事を楽しんでほしいと思います。
ホームページにそのメンバーさんの就職体験談を掲載いたしましたので、ご紹介致します。
就職体験談 Oさん:30代男性
IT業に就職
私は就労継続支援A型に1年ほど通い、そこから次のステップに進むため就労移行支援を探していたところトランジット札幌を見つけました。 見学・体験をさせていただいたときの感想は「親切な方々」というざっくりとした印象でした。 そして、トランジット札幌で行うことができるカリキュラムの中に「プログラミング」がある、という事が決め手となり通所をすることを決めました。 最初は「就労移行支援」=「就職までのサポートをしてくれる」という印象を持っていましたが、それは間違いでした。 2年間トランジット札幌に通っていく中で感じたことは、「就職までのサポートだけではなく、勤め続けるために必要な事の手助けをしてくれる」ということです。 就職をするというのは、何かしらの病気・障害を持っている方からするととても大変で不安なことです。 そして、就職はゴールではなくスタート地点であり、勤め続けることが大事になっていきます。 勤め続ける上で重要なのは「自分の性格・病気・障害をしっかり理解し、上手に付き合っていく事」だと思います。 「どういう症状があるのか」 「なぜ体調が悪くなるのか」 「それを予防・退所するにはどうすれば良いか」など これは、人によって違うものであり、一人で理解し解決するには難しい事です。 私は、トランジット札幌に通うなかで、自分の事を少しずつ理解していくことができました。 それは、職員の方の手助けがなければ出来なかったことです。 今でも苦手なことを完全に克服できている訳ではないですが、「自分の事を知ることが出来た」ということは、「その物事を意識することができ、上手に付き合っていく努力ができる」ということです。 今回採用していただいた企業で長く勤め続けるため、トランジット札幌で知ることが出来た自分の苦手を少しずつでも改善しつつ、上手に付き合っていきたいと思います。 最後に、今トランジット札幌に通っている方、これから通う事を考えている方へ トランジット札幌の職員の方は、相談をすれば応えてくれる方々です。 一緒に解決方法を考え、手助けをしてくれる方々です。 ですが、あくまでも「手助け」であり、自分でも考え、行動しなければいけません。 そして、それができる人であれば職員の方々はずっと応え続けてくれます。 少しでも前に進みたいと思っているのであれば、ぜひトランジット札幌の職員の方々に相談をしてみてください。 私と同じように、前に進むことができるようになった人が一人でも増えることを願っています。 2年間、本当にお世話になりました。
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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。
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