働くシミュレーションと就活準備金 | 障がい者（障害者）就労移行支援事業所トランジット

こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

本日はメンバーさん一人ひとりに「就活準備金」が支給される月末日です。
メンバーさんには職員から明細を手渡しました。

トランジットには「就活準備金制度」というものがあります。

(引用元：就活準備金制度について)
https://transit-iko.net/four-supports/jobhunting-support/

就活準備金というシミュレーション

就職が決まった後に就労先で行う「労働」という活動は仕事をして報酬を得ることです。
企業ではどんな活動にも、その先には自社を支えるための売上などがあり、そこから働いている一人ひとりに「賃金」という形で報酬が渡されます。これが労働に対する対価という関係になります。

そこで「対価を得る」シミュレーションにあたるのが「就活準備金」です。

「就活準備金」は使い道が自由なお金です。
私たちスタッフとしては文具やスーツなど就活に必要なものへ使うことで、就職活動を応援したい想いがあります。

その他にも趣味を充実させるのに使ったりして、自分自身の気持ちや持っている力を高めるのに使って欲しいと思います。

「通う習慣」を「通勤習慣」に

通所日数に応じて額が決まる就活準備金は、実際の就労現場で働いて収入を得ることのシミュレーションにもつながります。

「働く」というのは、就職が決まることがゴールではありません。
そこから「続ける」ことでゴールに向かっていくのです。

体調を維持して勤怠状況をキープできることは就労先で安定して働くことにつながりますし、体調が悪い時は無理をしない、遅れる時には必ず連絡する、そういう一つ一つの行動が就労先での自分自身への信頼になっていきます。

そんな自己管理の習慣や思考をトランジットでの毎日の中で育て、「いつか働いた時の自分」のイメージを広げていって欲しいと思います。

気軽にお問い合わせください

現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。