こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジットです。
障がい者就労移行支援事業所トランジットでは、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
皆さんは面接マナーについてこんな話を聞いたことはないでしょうか?
- 面接室に入る時のノックは3回
- 出されたお茶やお菓子に手をつけない
「あ〜知ってる知ってる」
……と思ったかた、その通りにやっていませんか?
本日はそんな方にお届けしたいお話です。

ノックは2回で十分
2回のノックはトイレの時にするものだから失礼なので3回ノックしましょう、ということなのですが、うるさいと思われるので2回で十分です。
3回にしなければならない伝統はありません。
お茶や茶菓子は遠慮なく頂きましょう
せっかく用意したお茶とお菓子、食べなきゃ帰った後に捨てるんです。
相手の会社のお金を捨ててるのと変わりなく、手をつけない方が失礼なので善意を快く受け取りましょう。
手をつけてはならない、というのは昨今の誤った解釈です。
他にもいくつか挙げますね。
代表電話と直通電話
直通電話や携帯電話に直接掛けず、代表に掛けて取り次いでもらいうのがマナーというのも耳にします。
でもコレ、実際の現場だと相手の手間を増やすだけで、直接連絡を取り合ったほうがお互いにとって良いことです。
直通番号や携帯電話が何のためにあるか、という部分が原点です。
ハンコを上長に向けて斜めに押す
書類にハンコを押す際、斜めハンコで上司にお辞儀しようというものもあります。

しかしコレもどう見てもだらしなく見えたり、雑に見えたりするのでキレイに真っ直ぐ押せないものかと……
「ええっ、正しいマナーだと思っていたのに違うの?!」 と思っていた方、あぶなかったですね。
今日からでも直せるので嘘マナーにはご注意ください。
では、どうしてこんな変なマナーがあたかも正しい、と世間に知られているのでしょう?
昨今のインターネットは情報が溢れすぎて必要なものを集めるのが難しくなってきたため、テーマごとの情報をまとめた「キュレーションメディア」というものが生まれました。
キュレーションメディアは独自取材や学術研究に裏づけされた一次情報を使わず、他人のブログやテレビ、果てはSNSの人気トピックなど裏付けされているか分からない二次情報をもとに作られます。
記事を書くライターは報酬を得るために質より量の記事を書くので、質に問題のある情報が記事化されることで上に挙げたような嘘マナーも記事として成立してしまい、情報の信憑性とはいったい……と鵜呑みにはできないですよね。
「じゃあ就職面接に進むとき、何がダメでどうしたらいいの?」
もしかしたら、そんな心配で「もう一歩」を踏み出せないメンバーさんがいるかもしれませんが、心配しなくてもだいじょうぶ。
トランジットでは文科省後援のビジネス能力検定「ジョブパス」の取得に特化したビジネスマナーの学習に取り組めますし、面接はスタッフと実際の面接を想定したシミュレーションや、VRゴーグルを使ったバーチャル面接で訓練することができます。
正しいマナーと正しくないマナー、どちらも知って失礼のない振る舞いを身につけられるといいですね。

気軽にお問い合わせください
現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット(札幌・麻生)では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。
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