こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

あなたは何か目標を持っていますか？
どんな目標でも、ただ心の中で思っているだけではなく、「手で書く」ことで実現する可能性が高くなります。

ドミニカン大学カリフォルニア校で心理学を教えているゲイル・マシューズ教授による、267人の参加者を対象にした実験では、「目標を手書きしたときの達成率は、キーボードでタイプしたときと比べ42％上昇する」といいます。

なぜ、「書く」ことが目標達成に効果的なのでしょうか。
それは、「書く」という動作が、脳幹の網様体賦活系(もうようたいふかつけい)という箇所にある細胞を刺激するからです。

脳幹の網様体賦活系（RAS）は、脳が処理する中で、積極的に注意を向けているものを、一番重用視するというフィルターです。

「書く」という動作は、「その瞬間に積極的に注意を向けているもの」として認識されます。
だから、目標を紙に書くと、脳はそれを本人に深く認識させようとして、注意を呼び起こすというのです。

トランジット札幌では、毎週最初の通所日に「先週の自分を振り返り」「今週の自分の目標を定める」時間を、「週間目標」というカリキュラムとして行なっています。
週間目標には、「就職」という大きな目標を分解して、「1週間」という期間を決めた小さな目標を積み重ねていく目的があります。

何よりその目標を、「手で書く」というところが重要です。
さらに、それぞれの目標に対して「どうしたらできるか」を具体的に考えて記入するので、実現しやすいですね。

また、設定した目標は翌週に振り返りを行います。
同じことを繰り返していくだけでなく、職員の意見もききながら「どうしたらできるのか」を考えています。
目標を立てて終わりではなく、振り返りをして次に活かすというのが、就職に向けた確実な一歩になります。
「就職」という大きな目標に向けて、毎週の週間目標を大切に「手で書いて」いきましょう。

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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

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