バーチャルコミュニケーション | 障がい者（障害者）就労移行支援事業所トランジット

こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

みなさんは仮想現実（VR)というものを知っていますか？
実際にいる場所とは別の景色と音の中に自分を置き、異なる仮の現実の中にいるように感じる技術です。

具体的な方法としてはHMD（ヘッドマウントディスプレイ）と呼ばれるVRヘッドセットを被る方法があり、このヘッドセットは世界中で何社かが開発・製造をしています。

本体にはトラッキング用のセンサーが内蔵されており、頭を傾けると見える映像も傾き、見上げれば天頂の映像が、振り向けば後ろの映像が見えるよう、自分の頭の動きに遅れることなく追従するので、まさにその場にいるような錯覚に陥ります。

トランジットではこの技術を使ったコミュニケーショントレーニングや面接対策を行っています。

毎日通い慣れた環境でコミュニケーションや自分自身のPR、積極的な面接応答ができたとして、その相手となる人や場所がガラッと変わった時、高まった緊張を制御できないまま本領を発揮できずに終わってしまう、なんてことがあるかもしれません。

VRを使ったソーシャルスキルトレーニング（SST）は、実際の場面を想定した空間の中で意思疎通から自己発信まで繰り返し実体験をするように訓練することができます。

また、行動を自分自身で選択する場面もあり、もし適切でない選択をしてしまった場合には「なぜそれを選択するとよくない結果になるのか」を丁寧に説明しますので、自然な反復練習の中で言葉の選び方がスムーズになっていきます。

相手は機械だ、と思うかもしれませんが、それ以上に周囲から入ってくる視覚情報がリアルなため機械であることに意識が行かない深さまでは没入できますので、本格的な意識での訓練に臨むことができると思います。

なお、このカリキュラムはトランジットを含めた就労系サービスを利用されていない方でも、利用体験をお申込みいただければ、VR体験をすることができます。

気軽にお問い合わせください

現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。