グループワーク〜自分の価値観を知る・他人の価値観を知る3〜 | 障がい者（障害者）就労移行支援事業所トランジット

こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センターです。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センターでは、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

先日、グループワークのカリキュラムを行いました。
前回に引き続き「自分の価値観を深く考えること」と「メンバーさんの価値観を知ること」の両方の価値観をテーマに進めていきます。
前回のグループワークの様子はこちら

先週はメンバーさん一人ひとりが自分の宣言文を発表しました。
今週も何名かのメンバーさんの宣言文を公表したいと思います！

“私の宣言は5つあります”
「何をやり遂げること」
「人と距離を保つこと」
「友人を大切にすること」
「体調を整えること」
「５分前行動をすること」です。

私はトランジットに出会うまでは人が怖く、相談できない日々が続きました。
このグループワークは３回目とまだ浅く、突然私が入っても参加できるか不安でした。
しかし、ここにいるメンバーさんや職員さんは皆暖かく私を迎え入れてくれ、私の苦手なことや不得意な事もかみくだいてわかりやすく丁寧に教えてくれました。相談もしやすい環境で安定して通所ができています。話すまでは勇気が必要でしたが、勇気が希望につながり、希望が目標になり、目標を実現するためには自ら勇気を持って実践してコツコツと細く長い道のりを歩み、今の心掛けを維持していきたいと思います。
それ以外の宣言としては、人と人との「絆」は良い距離感が大切だとグループワークに参加し気付きました。例えば車と車との車間距離と同じように、近すぎても遠くてもよくなく、ある程度の距離感を保ちながら関係を築く工夫が私には大切だと考えています。今までの友人も相手が話をしている時には時間をかけて聴く姿勢を学び、社会に出た時に相手の失礼のないような心掛けをしたいと考えています。”

“私の宣言は1つです”
「自分・他人の怒りに左右されない」です。

「今まで、どうせ自分なんて」と自分の力のなさに怒り「こうあるべき」と他人が自分の考えと違う言動をしていると心が不安定になっていました。
そこで、まず怒りに傷ついていることを抑えつけず受け入れ、その気持ちを癒した上で自他を批判するのではなく「怒っている人は何かに困っていて、このような言動をするには何か事情がある」と考えると、怒りに振り回されず心が安定すると思うようになりました。
安定した心で就職に向かい、今後の人生を豊かにします。

メンバーさんの前向きな宣言文をご紹介致しました。

三週に渡って取り組んできた「自分の価値観を深く考えること」と「メンバーさんの価値観を知ること」の両方の価値観を各グループごとに発表し、メンバーさんからトランジットをきっかけに自分を見つめ直す良いきっかけとなっていた宣言文がとても印象的でした。

グループワーク〜自分の価値観を知る・他人の価値観を知る3〜 – 障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センター

就職をする上できちんと自分の目標やぶれない軸を持ち取り組む事は大切ですね！
次回は別のテーマでグループワークを行います。
お楽しみに！

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