就職体験談
建築業に就職
今から約2年前に精神障害があることが発覚し、当時勤めていた会社を入院に伴い退職。
それから約8か月間の入院生活を送りました。
入院生活中、治療と並行して病院の先生、ケースワーカーさん等の方々と退院後の計画を立て、その計画の一部にA型作業所か就労移行支援への通所が目標として上がりました。
ケースワーカーさんの勧めでトランジットとA型作業所への見学に行かせて頂き、事業所内の雰囲気や昼食を無償で頂けること、そして資格を取りながら自分のタイミングで就職活動を始めることが出来るトランジットを選びました。
通所当初は、会社員時代にあまりうまく使いこなせていなかったWord, Excel, PowerPoint,のスキルを強化したいと思い、MOSの資格取得に取り組み5つの資格を取得できました。
また、MOS学習の息抜きの目的で始めたオンライン英会話レッスンは、海外のたくさんの講師の方と触れ合うことができ貴重な体験でした。
MOSの資格取得に区切りがついたころから就職活動を始めました。
はじめはどの業界に応募しようか絞ることが出来ず、自分の趣味や好きなことの領域に近い企業やスタッフさんに勧められた企業に応募していましたが、なかなか良いご縁がなく苦悩していました。そんな中、未経験者歓迎の建築施工管理技士の求人を見つけました。
建築業界は未経験でしたが、昔から興味があったことと、施工管理に関しては前職の業務と重なる部分が多くこれまでの経験を活かすことが出来そうだと思い応募し、内定を頂くことが出来ました。
トランジットでは通所開始から就職が決まるまでの計画を個別で一緒に立てて頂いたり、カリキュラム中の質問にも真摯に向き合ってくれたり、個人的には自分のプライベートな話もしやすく通いやすい最高な環境でした。
特に履歴書の添削は何度してもらったか分かりませんが、毎回丁寧にチェックして頂き、企業へ提出時の安心感がありました。面接練習も返答に詰まるような難しい質問があったので、本番への恐怖心が和らぎました。
こうして振り返ると、通所開始から内定までに支えて頂いた力は非常に大きく思い、感謝でいっぱいです。
入社後は辛い事や苦しいことが必ずありますが、トランジットでの活動を無駄にしない為にも、心身を壊さずに長く働き続けていきたいです。
7か月間本当にありがとうございました。