就職体験談
製造業に就職
元々は発達障害と診断されてから通院を経て就労継続支援のA型事業所に通っていました。
通っていた事業所が閉所したので就職活動に取り組みましたが限界を感じ、就労移行支援事業所をいくつか見学していました。
その中でもトランジット麻生がカリキュラムや制度を含めて自分に合っていて、活気があって内装がオシャレでキレイだったので、ここに通所しようと決めました。
実際に通ってみると、オフィス系やデザイン系などパソコンスキルを身につけるカリキュラムなど、資格取得に強みのある事業所だと感じました。また、自身の健康状態や能力などを考慮してカリキュラムの組み合わせや実施する時間の変更などに柔軟に対応できる点もよいと思いました。
トランジット麻生には読書の時間がありました。私は旅や生き方の本が好きなので、何冊か読むうちに思考や発想に良い影響がありました。
「自分が何者かは自分で決める」「人生は一度きりだから、どうせなら出来る限り楽しんだほうがいい」と考えるようになり、いろいろなものが魅力的に見え、ポジティブで挑戦的になっていきました。
「失敗してから考えればいい」と思えるようになるなんて、随分と変われたと思います。
私はモノづくりに対して熱意とこだわり、買う人の事を考えた価値観──モノとはお金という対価が払われるからこそ、相応しいものを提供したい、という考えを強く持っています。
今回はご縁があって、製造業界の一員として活躍できる場をいただきました。
私の信念ともいえるこだわりが、先方の企業さまと合ったのだと思います。
まずは1日でも早く仕事を覚え、業務に貢献したいと考えています。
ゆくゆくは製品開発に関わっていき、将来は性分に合った「工房を備えた家を持ちたい」と思いを巡らせています。
この8ヶ月の間、苦難を共にしていただいたスタッフの皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。