就職体験談
製造業に就職
社会復帰・就職を目指すにあたって、就きたい分野・職種・将来への目標がある人。社会復帰したいけど現在の自分に何が出来るのか判らない人。様々だと思います。
私は長く療養生活を送りやっと社会復帰したいと思えるようになりました。その頃の自分は漠然と“おばあちゃんになって(身体が衰えても)働き続けることが出来る仕事”という風に希望していました。トランジットに通所する中で先生方やメンバーの仲間たちと過ごすうちに、体力・精神力・コミュニケーション力を伸ばすことができました。すると、療養生活をする前にライフワークとしていた仕事に再び挑戦する気が沸きました。そして、先生方の強力なサポート(心より感謝です!)のおかげで就職が叶ったのです。
ところが、折角、希望する職種の仕事に就いたのに早い段階で辞めてしまいました。会社が合わなかったのですが、“仕事に対する夢”は障がいを持つ前のもので障がいの症状を抱えて就くのはきつかったのです。“障がいの現実”そして”障がいに合わせた仕事” に気付くことが出来たのです。
それから、辞めることになった心身の前職のダメージの回復を図りながら、トランジット札幌に再びお世話になることに決めました。トランジット札幌の先生方の強い勧誘があった訳ではありません。反対に「うちでなくても良いから就労移行支援に復帰しなさい」と言われました。(内心、戻っておいでと言って欲しかった程です)
自らの意志でトランジット札幌の先生方を選び・信じて再通所しました。ですが、就活にあたり、自分には仕事として何が出来るのか全くわからないのです。ある時、そんな私に企業実習を勧めて下さいました。出来る事探しで実習に参加させて頂きました。見学に行くとお店も人も売る商品もおしゃれです。センスに自信のない私は不安でした。実習が始まると皆さんいい人で作業は楽しく感じ、その他にも沢山あります!
とても良いご縁に出会う事ができ、企業実習の経験を活かした就職をする事ができました。
“やりたい仕事がある”時も”何が出来るのか、向いているのかわからない“時でもいつも先生方は何でも相談にのって下さいました。見守って下さったり、導いて頂いたり、背中を押して下さいました。とてもとても感謝で一杯です。そして、仲良く接して下さったメンバー仲間たちにも感謝です。
どうもありがとうございました!