Aさん:20代 男性

就職体験談

一般事務職に就職

一般事務職に就職
以前の事務職に就いていた私は「会話が噛み合わない」「報連相ができない」といった問題に見舞われ、対処法を見つけることができませんでした。
当初は新しい職種を求めて、プログラミングの学習を目的にトランジット札幌への通所を開始しました。一年ほどプログラミングの学習を続けていましたが、自分の職業適性を考慮した上で、再び事務職を志望することにしました。
なので結果として、前職での問題にもう一度取り組まなければならなくなったのです。
トランジットでは、個人でカリキュラム(活動計画)を組んでいます。私はスタッフの方々と相談して新しくカリキュラムを組み、事業所内での庶務活動を通して、会話や報告の練習を行うことにしました。
自分で在庫確認マニュアルを作成し、他のメンバーさんと内容のすり合わせを行うなど、お仕事する上で重要な経験を得られるよう進んで挑戦していきました。
就活では、様々な企業の職業体験に参加させていただき、事業所での経験が仕事に活かせるか考えた上で、ご縁のあった会社に入社することができました。
会社によって「当たり前」は異なるので、既出事項の質問・確認を繰り返し、その度に困惑することが何度かありました。が、自身の障がい特性について「くどいメモや確認も、自分にとって重要なら欠かすべきではない」と気づけたため、自分としては就活して良かったと思っています。
トランジットは個人でカリキュラムを組むため、活動方針についてスタッフの方々から何度も助言をいただきました。ありがとうございます。
この記事をご覧になっている方でトランジットにご興味がある方は、まず見学や体験から始められてはいかがでしょうか。困ったこと、指摘されたことは全て経験として刻まれ、新しい目標につながります。技術の取得から職業体験まで、なんでもやってみましょう!