お心遣い、有り難く！の巻 | 障がい者（障害者）就労移行支援事業所トランジット

こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

プログラミングの才能って、結構限られたものではないでしょうか？

「言語」と呼んだりしますが、実際は、ひたすら一歩通行で、長い構文をこれでもかと記述するのが真実。

反応を確かめながらとか、相談しながらとか、やりとりが発生しませんよね。

言語の正しさはコンピューターの演算結果として表示されるだけ。

「そういう言い方ないんじゃない？」とか「それは君のわがままでしょ？」とか、問題点をズバリと指摘してくれる思いやりもありません。

エラーコードを調べて「こうかな？」「ああかな？」と自問自答する孤独な作業です。

しかもコンピューターに100%依存します。

う〜む。コンピューターって「沈黙の神」なのかしらね？

「言語」なのに生き物じゃない分、こちらの成長箇所も限られることに。

さて、本日、そんなプログラミングを得意とするUさんが、おみやげをもってきました。

Uさんは２週間ぶりの通所です。

「入院して休んでいたので、久しぶりに会うみなさんにどうぞ」という彼なりの気遣いでした。

しかも、「みんなのことを考えて、自分で選んだ」とのこと！

すごいな。

吃驚です。

当初は「プログラミング以外何もできません」と口にしていたUさんですが、

もう今じゃ、いろんな気遣いができるようになった姿を目撃しています。

自分の思いをいろんな形で伝えられるようになったUさん。

得意なのは「プログラミング」だけではなくなったみたいですね！

退院、そして、いろいろ、おめでとうございます。

では！

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