こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
本日は、業務日誌についてお話しします。
『参考リンク:業務日誌の電子化を始めました』
メンバーの皆さんには、カリキュラムの終了時に“業務日誌”というものを書いてもらっています。
手書き、もしくはパソコンで記入し印刷し、最後に署名をして提出いただきます。
この業務日誌には2つの重要な役割があります。
一つは報告書としての訓練です。
メンバーさんがどのような事をしたのか、感じたのか、定期通院の連絡などをスタッフに報告する練習になります。
カリキュラムの内容を一言で終わらせている方もいますが、どういうことをしてどういう結果だったのか、自分はどう思ったのか、次回の目標の宣言など、具体的に詳細に記載することで報告書作成の訓練としての意識してみてください。
例えば、「プレゼンテーションの練習をしました」という一言ではなく、
「今日はプレゼンテーションの練習をしました。緊張してうまく話せなかった部分がありましたが、
スタッフさんのフィードバックを受けて次回は要点をまとめもっとリラックスして話せるように努力したいと思います」といった具体的な内容を書くと、より実践的な訓練になります。
もう一つの役割は、自己理解を深めることです。
その日の体調や何があったのかを思い出しながら、ご自身の経験や考え方をその日のうちに記録することで記憶が定着します。
さらに、どう感じたかを言語化することで、自己理解を深めることができます。
例えば、「今日は新しい作業に挑戦しました。大人数での作業で最初は不安でしたが、
大量の作業が終わった後には達成感を感じました」と書くことで、
自分が何に対して不安を感じ、何に達成感を覚えるのかを知る手助けになります。
こうした自己理解は、自己成長の方向性を見つけられたり、求人を探す中で業務内容の選別に非常に役立ちます。
是非、毎日の業務日誌を通じて、自分自身の変化や成長を実感し、自己理解を深めてください。
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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。
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