こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
先日、トランジット札幌に通所されている1名のメンバーさんの就職が決まり、トランジットを卒業されました。
こちらのメンバーさんは、企業見学や施設外実習に積極的に参加しながら、積極的に就職活動を進めてきました。
その中で様々な職種・業種の仕事について分析し、自分の能力を発揮できる仕事は何か考えて求人応募を進めた結果、今回の就職につながりました。
持ち前の明るさと人柄の良さで、新しい職場でも活躍して欲しいです。
就職おめでとうございます!
ホームページにそのメンバーさんの就職体験談を掲載いたしましたので、ご紹介致します。
就職体験談 Tさん:50代 男性
食品加工業に就職
私は2020年12月からトランジット札幌に通所して今に至ります。 事業所スタッフ皆様のサポートを受けて就職に繋げることができました。 「ありがとうございます。」
今回トランジット札幌を利用するにあたり、自分の中で「就職活動に集中して取り組む!」と決めていました。 その想いはスタッフの方にも伝え協力を仰ぎました。 そのことで自分自身、気が楽になったことは本当です。
次に私は就職活動のプランを決めました。 毎月の最優先目標として応募書類を5社以上に送ることにしました。 このご時世、新卒学生が50社、60社応募して内定が1社決まるかどうかということを考えたら、年齢を重ねた自分はそれ以上応募しないと駄目だと思ったからです。
私の場合、弱視で視力の矯正が効かないため小さい文字を読むのが不得手なんです。 自分の障害特性を考慮しながら応募先を事業所スタッフさんと相談しながら決めていきました。 20〜30件の候補を探すのは結構大変でした。 それを繰り返し続けていくも、思うような結果はでませんでした。
2月になると求人件数が減り、応募機会が減ったのを機に一度、これまでに応募した職種、業界について分析することにしました。 自分が希望する職種・業界と現実の自分の能力・今後の展望等、冷静に考えてみることにしました。 当初、事務系職種を中心に応募していましたが、スタッフの方にお願いして企業見学や作業実習の機会を設けてもらうようにしました。
企業見学や作業実習を積極的に経験していくうちに事務系職種以外にも自分に合った仕事があることに気付けました。 実際に企業見学や実習を経験したことは、自分の気持ちに良い変化をもたらしました。 これまで経験のなかった職種で働く人の仕事への想いを聞いたり、作業体験したことは自分にとって必要な時間だったと感じています。 その結果、今回就職することが決まった企業と出会えたのだと思います。
今回の就職活動、一年位は覚悟していましたが、想像以上に早い時期に決まったことはとても嬉しく思っています。 再就職したことがゴールではなく、スタートラインに立ったという心境です。
気軽にお問い合わせください
現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。
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