何もしない休日 – 障がい者就労移行支援事業所トランジット | 障がい者（障害者）就労移行支援事業所トランジット

こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジットです。
障がい者就労移行支援事業所トランジットでは、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

普段、休日はどう過ごしていますか？

掃除をしたり、本を読んだり、外出したり…
せっかくの休日だから「有意義に過ごさなくては」と思っている人は多いのではないでしょうか？

「有意義な休日」にしようと思って「これをやろう！」といろいろ予定を入れてみるものの、結局できなくて後悔してストレスを感じたり、予定を入れすぎて疲れてしまったり…

「休日なのに、むしろ疲れているのでは？」と感じてしまいます。

実は、「休日に予定を立てる」という行為が、ストレスにつながってしまうという研究結果があります。
オハイオ州立大学の研究によると、スケジュールをするという行為が、楽しい活動を仕事のように感じさせ、楽しみが減ってしまうとのこと。

たとえば、ある研究では、被験者たちに、友人とコーヒーを飲みに行くことを想像してもらいました。
半数の被験者には、そのイベントを数日前から計画してカレンダーに記入するところを想像してもらい、残りの半数には、その場で決めてコーヒーを飲みに行くことになったと想像してもらいました。
結果、事前にスケジュールをすると、そうでない場合に比べて、義務、努力、といった仕事のような性質に結びつきやすいことがわかりました。

では、予定を立てることがストレスになってしまうなら、「何もしない休日」を過ごしてみるのはどうでしょうか？

ここでいう「何もしない休日は」何もしてはいけないということではなく、事前にスケジュールを決めずに、その日の気分で自由に過ごすことです。
できる限り予定を決めないことで、過ごし方を後悔することも、時間に追われて疲れてしまうこともありません。

トランジットでは、毎週「週間目標」の設定と振り返りを行なっていますが、「休日の過ごし方」について目標を設定しているメンバーさんも多いです。
ぜひ、就職に向けた休日の過ごし方として、体と心を休める、ゆったりした「何もしない休日」を取り入れてみてほしいです。

参考：
How making fun weekend plans can actually ruin your weekend | The Conversation
https://theconversation.com/how-making-fun-weekend-plans-can-actually-ruin-your-weekend-68131

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