こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジットです。
障がい者就労移行支援事業所トランジットでは、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

WHOがパンデミックを懸念していると報じられる昨今、社会の混乱と経済の低迷はまだまだ継続しそうな様子です。

トランジットでは消耗品の品薄により環境整備で机や道具の拭き掃除に使う除菌アルコールやトイレットペーパーを節約しながら使っています。
先日「トイレットペーパーをたくさん流して詰まった話」をしたばかりですが、「紙が切れたら拭けない」という状況からかメンバーさんの節約意識が高まり、紙の減りがゆるやかになりました。

1月には情報を適切に知って不安をなくそうという趣旨のお話をしましたが、大事なことをお伝えしていませんでした。

本日は情報リテラシーについてのお話をしたいと思います。

コロナの影響でイランからの流通が妨げられて原油が日本に調達できなくなる

こんな話を聞いたとします。まだ冬は終わっていません。
あなたならどう対処しますか?

「燃料価格が高くなる前に買い溜めしなければ」と思った方もいるのではないかな、と思います。
考えてみましょう。これを聞いた人が皆、今必要な分以上の石油を買い漁れば市場在庫は一瞬で無くなります。

ちなみに先ほどの「コロナのせいで原油が日本に来ない」というのは今思いついた根も葉もない話で、正しい情報を追っていくと

コロナの影響で中国の消費が冷え込んで供給が余りすぎて原油価格が下落している。

という事実にたどり着きます。
そういえば紙が無くなる話も結局は注目を浴びたかった人の流言飛語でしたね。困ったものです。

不安の高まる話を聞いた時、私たちは面倒でも「その情報はどこから来たものか」というのを確かめないといけません。
信頼できる情報元でなければ、その情報がどれだけ正しいか他のニュースや経済情報と照らし合わせるなり、比較検証された人が発信する情報を見るなりして、情報の信憑性を確かめるまで行動は慎重でないといけません

そのための道具が、手元にあるスマートフォンであったりパソコンであったりするわけです。

情報リテラシーとは、情報を適切に分析して理解することです。
特にインターネットから得られる情報は正しくない情報や言論も多く混ざっていますし、情報の一部だけ見せて誤解を誘うものまでさまざまです。

正しいものを見抜けるよう、分からないものを分からないままにしない習慣づくりができるといいですね。

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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

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