こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
綺麗な書き文字、皆さんはどんな印象を受けますか?
トランジット麻生では書き取りをカリキュラムとして実施しています。
綺麗で整った美文字スキルを持っていて損はないと思います。
と、よくトランジットニュースでもお伝えしていますが、本日はメンバーさんからこのような質問がありました。
見本を見てそっくりに書こうと思ったら書けるけど、仕事ではスラスラ速く書かないといけない。
でもスピードをつけるといつもの字になって綺麗に書けない。
たくさん書いてるのに変わらないのはどうして?
「たくさん書いてるのに」
確かに綺麗に書くには「たくさん書くこと」がポイントです。
たくさん繰り返してほしいことは、「ひとつの字をバランスを取れるまで繰り返し練習すること」なんですね。
反復して練習する中で起筆や終筆の場所がだいたい決まってくるので、ここに慣れてくると走り書きでも形が整ってきます。
なので、今回の質問の答えはこうです。
たくさん書くのをいろんな文章から同じ文章・同じ文字にしてみよう。
部首の形が綺麗になるだけで綺麗に書ける組み合わせも増えます。
また、文章を書くときは、どの字を書いても中心線の軸が揃うようにしよう。
では、字が綺麗に書かれているとどのような効き目があるでしょう。
綺麗に書かれた字はそれだけで印象を上げます。
綺麗な字は「几帳面で礼儀正しく真面目」というプラス方向の期待を与えやすいのです。
「ガサツで無礼で不真面目」と受け止める人はあまりいないんじゃないかと思います。
封筒の字が汚いだけで中身を見てもらえないということもあるかもしれません。
だからこそ、綺麗で読みやすい字を意識することは大事なんですね。
こちらのメンバーさんは応募書類を綺麗に書くことに困っていました。
しかし「行の軸をブレさせない」「適度な行間を保つ」というポイントを伝えると、見違えるように綺麗に書くことができました。
スペースいっぱいに大きく文字を書く癖があるので「小さく書こう」と思っても上手くいかないようなのですが、「小さく書く」ではなく「文字の上にスキマを作る」のを意識すると結果的に文字が小さく書けていたようです。
メリットのとても多い「綺麗な字」「読みやすい字」。
もし気になりましたら、ぜひトランジットに来て練習してみませんか?
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