なぜ目標を立てるのか？ | 障がい者（障害者）就労移行支援事業所トランジット

こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

トランジット札幌では、毎週最初の通所日に「先週の自分を振り返り」「今週の自分の目標を定める」時間をカリキュラムとして行なっています。
トランジットだけでなく、就職先でも目標を立てて取り組んでいくことがあります。

では、そもそもどうして目標を立てる必要があるのでしょうか？
「目標なんて立てても忘れちゃう」「立てても達成できるか分からない」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？

「目標を立てるのはなぜか？」
それは、「目標を立てた方がラク」だからです。

はっきり目標を立てずに、ただ「何となくこれをやりたいな…」「こうなったらいいな…」とぼんやり思っていても何も変わりません。
しかも、何もしていないので不安を感じたり、現状に対する不満が湧いてきます。
ここで目標を決めると、達成のために「今日何をすべきなのか」「今何をすべきなのか」ということがはっきりしてきます。

ただし、なんでも目標を立てればいいというものではありません。
「いつまでに就職する」「こんな仕事に就く」という大きな目標を立てたら、小さな目標に分解するのが実現のコツです。

いきなり「就職する」という大きな目標だけで終わってしまっては、結局達成できないまま時間が過ぎて、「就職できない」と焦ってしまうことが多くあります。
大きな「就職する」という目的は、「必要なスキルを身につける」「生活リズムを整える」といった細かい目標に分解されます。

「就職する」という目標をさらに細かく分解して、例えば「1年で必要なスキルを身につける」という目標は、「毎週、テキストの章をひとつ終える」「毎日1時間、集中して取り組む」というような期間を設定した目標に分解していくことができます。
ここで重要なのが期間を明確に設定するということです。期間を設定することで、日々の生活やカリキュラムで具体的にやるべきことが見えてきます。

簡単な目標でも、最初の1つが達成できた時の充実感を味わえますし、また次の目標へと進んでいくことができます。
最初は簡単な目標でも、達成を繰り返していくと「自分ならできる」という気持ちが高まってきます。

トランジット札幌の週間目標も、「就職」という大きな目標を分解して、「1週間」という期間を決めた小さな目標を積み重ねていく目的があります。
それぞれの目標に対して「どうしたらできるか」を具体的に考えて記入するので、実現しやすいですね。

また、設定した目標は翌週に振り返りを行います。
同じことを繰り返していくだけでなく、職員の意見もききながら「どうしたらできるのか」を考えています。

「就職」という大きな目標に向けて、毎週の週間目標という小さな目標をコツコツ積み重ねて行きましょう！

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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。