こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
一般就労に向けて応募先を探してもなかなか見つからない、そういった様子がトランジットの中でも見られます。
「なりたいものがない」
「やりたいことがない」
こういうものは、仕事に関しての情報がないから漠然と「無い」と考えてしまうこともあるでしょうし、「自分でやれるとは思わない」と思い込んでしまうこともあると思いますが、なにより挑んだあとに「失敗することがイヤだ」というのがあるのではないでしょうか。
「失敗は成功のもと」なんて言いますけど、失敗したら誰でも落ち込んじゃうでしょう。
失敗すること自体が怖いし、それを振り払って「やろう!」と思うにはすごく大きなエネルギーを使うと思います。
では「失敗」って何でしょうか。
どういう状態のことを「失敗」と呼ぶのでしょう?
目標を達成できなかったら失敗なのでしょうか。
トランジットでは毎週の目標立てと達成できなかった事をクリアするための新たな目標設定を行い、PDCAサイクルを回す取り組みを行っていますから、目標が達成できないことは「失敗」ではなく「達成に向けた過程」です。
「就職活動で不採用だったら失敗」というのも一緒です。次の一手が採用だったら失敗ではなく過程になるわけです。
結果を目標にすると失敗の機会が増えて
行動を目標にすると成功の機会が増える
結果を意識しすぎず構えることがより大切ですね。
「成功」についてもそうですが「就職できたら成功」という見方からもちょっと離れましょう。
就職の後には毎日順調に継続して通う、ということを続けられる必要があります。
「毎日通おう」というのも目標です。
天気や気分に波があって気持ちが乗らなくても毎日通う、というのは障がいのあるなし関係なく根気のいることです。
トランジットへの通所が安定してできることは、就職先へ毎日通うことも安定するでしょう。
普段できないものが本番で急にできるようになることはありません。
「毎日継続できることが成功」でありあなたの「土台」になります。
なので、1日の通所の終わりに「今日も来れてよかった」と考える意識を持つと、達成感を得られるようになります。
トランジットでは一日の終わりに何に取り組んだかを記録・報告する「業務日誌」を書いています。
「今日の自分の良かった点」という欄がありますがここは何を書いても良く、一日の中で良いことを見つけることに意味があります。
ここが「特になし」から「通えたこと」になっても良いんです。
「今日も通えた」という行動は「成功」にあたるのですから、どちらかといえば物事の結果よりも自分自身の行動に「成功」を見つけて欲しいです。
私たちトランジットスタッフはメンバーさん一人ひとりの意識の持ち方や過ごし方、目標へ向けた取り組みについて、成功体験を通して自信と挑戦するチカラを持てるよう支援していきたいと考え、今日もサポートを行っています。
気軽にお問い合わせください
現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。
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