こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジットです。
障がい者就労移行支援事業所トランジットでは、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
あなたは、自分が「褒められて伸びるタイプ」だと思いますか?
「自分は褒められて伸びるタイプですか?」という質問に対して、70%以上の人が「はい」と答えています。
それは甘えなのでは?という意見もありますが、実は「褒められると上手になる」ことは科学的に証明されています。
2012年、自然科学研究機構生理学研究所の教授らの研究グループによって「褒められると上手になる」ことが科学的に証明されました。
実験では、48キーボードをある順番で連続的に叩く運動トレーニングを行い、その後に実験の参加者を「自分が褒められる」「他人が褒められる」「成績のみを伝える」3つのグループに分けました。
翌日に、覚えたことを披露するテストを行い成績を比較しました。
「他人が褒められる」「成績のみを伝える」グループでは成績にあまり変化がなく、運動直後に「自分が褒められた」グループでは成績が上昇していました。
「褒められる」ということは、脳にとっては金銭的な報酬と同じくらいの報酬になります。
褒められるという大きな報酬を得ることで、技能の記憶や取得をより上手に促すものと考えられます。
そうは言っても、いつでも誰かが褒めてくれるわけではありません。
そんな時は、「自分で自分を」褒めてみませんか?
自分を褒めると、良い効果が多くあります。
・自分に自信を植え付ける
→心にプラスの暗示を与えて、潜在意識に自信を植え付ける
・心のバランスを整え、心が落ち着く
→褒められるとやる気の出る脳内物質(ドーパミン)と精神を安定させる脳内物質(セロトニン)が分泌されます。
・自分を好きになれる
→自分のいいところに目が向くようになる
・仕事やプライベートで充実感が高まる
自分を褒める内容は、小さなことでも構いません。
自分ができたことに目を向けてみませんか?
トランジットでは、普段から「良いこと」を見つける習慣を身につけてほしいとの想いから、毎日記入している業務日誌に「今日の自分のよかった点」という項目を用意しています。
就職先でも、プライベートでも、どんな場面でも「自分を褒める」習慣を実行していきたいですね!
参考論文:Social rewards enhance the offline improvement in motor skill
Sho K. Sugawara, Satoshi Tanaka, Shuntaro Okazaki, Katsumi Watanabe, Norihiro Sadato
米国科学誌プロスワン(電子版 11月7日号)
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