こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジットです。
障がい者就労移行支援事業所トランジットでは、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
秋らしい気候となり、食欲の秋がやってきましたね。
夏野菜を美味しく頂く時期が過ぎ、新たにきのこや牡蠣などの秋の味覚が旬になってきます。
野菜・山菜・魚介の美味しい食べ方として「油で揚げる」という方法があります。
本日は「天ぷら」をテーマにお話ししたいと思います。
もともと天ぷらは安土・桃山時代にポルトガルから長崎へ伝来したのちに調理法が洗練されて現在の日本料理としての天ぷらになったそうです。
氷で冷やした小麦粉の衣をまとい、油で揚げ、適切な状態で油から上げるという工程には技術が必要で、経験と慣れと目や耳で判断するための感覚が育って初めて、油切れ良くさくっとした歯ざわりの天ぷらになります。
これは職人の技術として下積みから修行を繰り返し、完成されていくものでした。
なんとこの「揚げる」という技術を自動化する仕組みを考えることにより、チェーン店舗展開することに成功したお店があるんです。
創業者のかたはコンベヤフライヤーという流れるプールのような大型のシステムを考えました。
これは従業員が食材に衣をつけ、フライヤーに投入して流れに任せると出口に辿り着くころにはちょうど良い揚がり具合になるというもので、食材の火の通りやすさによって投入する場所が異なり、出口までの距離が長いと揚げ時間が長くなります。
出口で待っている人は丼にご飯を盛り、食材が流れてきたら油から取り出して乗せてタレをかけ、商品が完成します。
この仕組みの利点は、従業員に十分な技術がなくても「衣をつけて決まった位置から投入する」という手順が固定されているので誰でも同じ結果を出せるところにあります。
結果、手揚げで作るより短い時間、低コスト、低価格で商品を提供でき、人気を獲得するところに繋がりました。
成功の秘訣は「仕組み化」を図ったところにあります。
仕組み化は誰もが同じ結果を出せるように方法を決め、誰でもわかるようにシンプルにまとめることです。
高い水準で簡単に誰でも同じ品質の仕事をするために必要なことですね。
トランジットでもこの仕組み化の取り組みは大事なものとして考えています。
毎朝唱和する「トランジットクレド」の一節にはこのようなことが書かれています。
私たちは、業務の仕組み化を重視します。
繰り返し行われる作業、繰り返し起こる問題はないでしょうか?
そのような問題を解決するための仕組み化を提案し、文章にまとめるスタッフ・メンバーを私たちは大変評価します。
自身の仕事の段取りを明確にするための仕組み化
チームの仕事の成果をよりよいものにするための仕組み化
仕組み化できる力を身につけることで、難しいことにもチャレンジできるようになると思います。
トランジットではメンバーさんが通所する中で、よりよい成果を出すための考え方の一つとして「仕組み化」を提案しています。
「物事を分析し、状況を整理して方法を考える」ことを私たちは積極的に推して支えていきたいと考えています。
気軽にお問い合わせください
現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。
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