こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジットです。
障がい者就労移行支援事業所トランジットでは、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
ロボット技術は日進月歩で成長を続け、わたしたちの暮らしをより便利なものにしています。
様々な産業で、人間が手を掛けて繰り返してきた工程を自動化し、小さなコストでより多くの仕事をこなせるようになりました。
そして、小型化・精密化が進み、現在では音声認識のできるAI(人工知能)が生まれるまでに至りました。
身近なものだとスマートフォンやパソコンの「音声アシスタント」などがそうですね。
天気、経路案内、最新のニュースからアプリを開いたりアラームなど各種機能の設定まで、声で指示すると音声から文字情報に解析し、解析した情報を元に適切な反応を示します。
現在は人型のロボットまで生まれ、手のひらに収まるサイズでダンスなどができるものから、人間のようなサイズでおしゃべりができるものまで様々なタイプのものを目にすることが増えました。
人間は赤ちゃんの頃から周囲の会話を聞き取って学習し、言葉の情報を蓄えて状況に応じて言葉を選択し、会話をする、という処理を脳の中で行います。
同じことをロボットにさせるために必要なのが「学習」です。
会話を分析し、適切な抑揚で言葉を発するように人の手で調整することで、ロボットは人とスムーズな会話ができるように日々成長しているのですね。
トランジットではロボット開発を行っている「よしもとロボット研究所」の開発の一部を協力させて頂くこととなり、現在ロボットの脳みその構築に当たる「会話分析」を行っています。
フレーズを入力し、ロボットに発話させ、返答パターンを分析し、抑揚を調整するというのを何千フレーズも試行していくもので、これを行うことで、適切なタイミングで相槌を打ったり、会話の方向性が分岐しても話が繋がっていくなど、ロボットの会話がスムーズで人間的になっていきます。
言葉のニュアンスによっては判断が難しいこともあり、根気のいる作業ですが、これを現在トランジットのメンバーさん数名で1日4時間行っています。
メンバーさんの活動が実社会のサービスで生かされることに繋がるのはスケールが大きくやりがいのある仕事だと思います。
こういった経験が就職活動や就職後の自信に繋がっていくといいですね!
気軽にお問い合わせください
現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。
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