こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジットです。
障がい者就労移行支援事業所トランジットでは、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

みそ汁、吸物のような椀物、割下から作るつゆ、たれ等には「だし」が入っています。
おだしって本当においしいと思います。

西洋の「だし」は肉類を中心に野菜などを煮出し、脂肪分で味に濃厚なボリュームを出しますが、日本のだしは鰹や昆布、きのこなどの素材を乾燥させ、水戻しや煮出しで抽出することで食材本来の「うま味」を引き立てる方法をとっています。

西洋は素材の味を複雑に合わせる「味の足し算」で作るのに対し、
日本の「だし」は素材の味のみを取り出す「味の引き算」で旨味を作っているのですね。
これが西洋と異なるだし文化の独特なところでしょう。

日本流の「だし」の取り方は1,000年以上続く日本独自の特別な調理法で、「美味しい」という言葉はあっても「うま味」という独特のニュアンスを意味する外国語はなく、「sushi(寿司)」や「ninja(忍者)」のように「umami(旨味)」が逆輸入されつつあるみたいです。

昆布やしいたけは一晩水に浸けておくと雑味のない旨味を取り出すことができます。
鰹節は煮出すことで旨味を取り出しますが、削る厚さで味や香りの強さが変わります。
ほかにも煮干しや魚のひれ、骨、エビやカニの殻や貝からもだしを取ることができます。

このように食材によって「うま味」の取り出しかたは異なり、上手に取ると本来の持ち味や良さを引き立てることができます

トランジットで色々なメンバーさんを見ていると、人それぞれ持ち味や良さがあるなぁ、と感じます。
ひとりひとり、環境によって引き立て方も異なるでしょうし、上手に出すのが難しいこともあったりします。

利用されるメンバーさんひとりひとりが持っている良い「だし」の引き立て方を見つけて持ち味を生かし、就職への自信に繋がってほしいという想いでいます。

気軽にお問い合わせください

現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

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