こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

先日、トランジット札幌に通所されている1名のメンバーさんの就職が決まり、トランジットを卒業されました。
エクセルやワードなどのパソコンカリキュラムやビジネスマナー、軽作業のカリキュラムに取り組み、取り組む中で自分に向いている仕事について発見し、職員と相談しながら目指す職種に向けたカリキュラムを組んできました。
また、自分にあった就職先を探す、仕事に対する理解を深めるという目標を持って、様々な施設外実習にも積極的に取り組んできました。ビジネスマナーで学んだことを施設外実習で実践しながら、就職に向けて着実にスキルを磨いて、今回の就職決定となりました。
トランジットで身につけたものを今後も活かしていって欲しいですね。
ご就職おめでとうございます！！

ホームページにそのメンバーさんの就職体験談を掲載致しましたので、ご紹介致します。

就職体験談　Sさん：20代 男性

事務職に就職

総務の業務係に就職しました。
私は高校卒業後トランジット含め５箇所ぐらいに見学や体験へ行きました。
なぜトランジットにしたかというと、自分は挨拶や人と話すことが苦手で、全ての事業所の見学が終わったときにメンバーさんの笑顔で迎え入れてくれているような挨拶が好印象だったので決めました。

トランジットではクレドという社会人になる上で必要な約束事を朝礼時に読む習慣があります。
最初は声を出して読むこともできませんでしたが、自分のペースで良いからチャレンジしていく過程が大事と言われ、自分なりに努力し少しずつ声を出せるようになりました。

トランジットに通い始めた時は、エクセルやワードなどのパソコン操作や綺麗な字で文字が書けるようにする書き取り、社会に出た時に困らないようビジネスマナーなどに取り組みました。
環境にも慣れた後は施設外実習などにも行きました。
特に頑張ったのはビジネスマナーです。最初は人と会話するのが苦手だったけど、最近では自分の意見を言えるようになったので良かったです。

軽作業が自分に向いているとわかり、チラシ折りやチラシの封入封緘など、丁寧に作業することの大切さを覚えました。施設外実習へも行き、長い訓練だと約1年間、ペットフードの会社には半年、調理会社や製造会社などにも実習させてもらいました。
特にお客さんに届く商品は丁寧に作業しなければならないので責任感や納期の大切さを学びました。

様々な施設外実習をしたことで、自分に向いている仕事が何かわかり、職員さんのアドバイスもあり履歴書も作れました。
就職は決定しましたが、報告・連絡・相談の「ホウレンソウ」を時々忘れてしまうのが課題です。
初めて就職をするので不安ですが、就職ごも職員さんがサポートしてくれるので安心です。
早く仕事の内容を覚えてしっかりと休まず職場で働きたいです。

僕の夢はお金を貯めて一人暮らしをすることです。
親も賛成しています。
大好きな猫も飼いたいです。
トランジットで学んだことを実践できるよう頑張ります。
今までありがとうございました。

気軽にお問い合わせください

現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

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