こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
トランジット麻生ではプログラマーやシステムエンジニアを目指す方のためにプログラミングのカリキュラムを行っています。
一口にプログラミングといっても、習得する言語によって就職する方向性や職種が変わっていきます。
モバイルアプリ開発、Webアプリケーション開発、システムエンジニアなど、職種によって必修の言語が決まりますし、逆に得意な言語からなりたいものを絞っていくこともできますので、カリキュラムの内容はメンバーさんと相談しながら学習を進めます。
今回は初心者にやさしいブロックベースプログラミングのようすについてご紹介いたします。
プログラムはコードと呼ばれる文を入力して作られます。
初めてプログラミングを始めるメンバーさんには言語より先にプログラムの仕組みを簡単に理解してもらうよう、ブロック遊びから始めていきます。
本日のカリキュラムではマインクラフトを題材にします。
「マインクラフト」はゲーム内の世界に立方体のブロックを配置したり壊したり自由なモノづくりができるゲームで、パソコンからモバイル端末や家庭用ゲーム機まで幅広く対応して世界中で親しまれているので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
マインクラフトの世界で羊の毛を刈ったり、木の板を配置したりできます。
ここではプログラミング入門としてパズル形式で小さな問題を解いていきます。
これはメンバーさんが解いたものの一例ですが「置く」「進む」のブロックを組み合わせて、更地の4マスに板壁を作りましょう、というパズルです。
進んだり板を置いたり、自分の行動させたいブロックをワークスペースに並べると、上から順に処理が実行されますので、最短の手は「板を置いて前進」を4回繰り返すようにブロックを組んでいきます。
実際にはこのように組まれたブロックが実行され、中では右図のようなJavaScriptが実行されています。
しかし、言語を知らなくても基本的な処理の流れはブロックが組まれる流れと全くいっしょなんです。だからこそコードに詳しくなくても直感的にプログラムの流れが理解できます。
これをブロックベースプログラミングと呼びます。
実際には下図のように「for文」という繰り返しを制御するコードが実行され、所定の動作を4回繰り返しています。
やりたいイメージ通りにブロックが組めたらプログラムの構造がわかったのと同じなので、言語や文法の知識を後付けすると軸がブレることなくコードを書けるようになります。
これが言語より先に構造を知るブロックベースプログラミングの良いところです。
プログラミングの仕組みや流れが理解できたら、実際にコーディングの学習に進むことも可能です。
トランジットではマインクラフトとテキストを使ったLua言語の習得から、実際の開発現場で使われているPHP、Java、Ruby、Pythonといった言語やシステムエンジニアリングに必須のコマンドラインまで幅広く基礎を学べる環境を用意しています。
メンバーさん一人ひとりのスキルに合わせて、スキルアップをしていくことが可能です。
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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。
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