こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センターです。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センター
では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

先日、トランジット札幌センターではグループワークのカリキュラムを行いました。前回に引き続き「感情と行動」というテーマです。

人には「感情的になる人」と「感情的にならない人」の2通りの方がいます。「仕事をする上で、感情はどのように行動に影響を与えるか?」というテーマで2つのグループに分けて話し合いをしました。

今週は下記のポイントをヒントにグループで話し合いを行いました。

▶︎さまざまな行動パターンがある事について話し合う。
▶︎自分の性格は感情的か冷静か
▶︎自分と同じ感情ではない人をどのように理解(共有)するか。

各グループで話し合ったテーマの一つをご紹介致します。

【ケース】
職場で具合が悪そうにしている方がいます。Aさんは気になって仕事に集中ができません。このような場合「大丈夫かな」と心配する人もいれば「気が散って迷惑だ」と思う人もいます。

STEP1:あなたならどう思いますか?
STEP2:どうすればAさんは仕事に集中できますか?

皆さんならどのような感情と行動をとるでしょうか?

トランジットの各グループのまとめをご紹介致します。

STEP1
・先輩や上司に相談してAさんに聞いてもらいます。あまり大事にすると、周りも本人も嫌だと思うのでは?と思いました。
・病院に行ったり、早退した方がいいのでは?と促します。

STEP2
具合が悪いなら、少し休憩してからの方が仕事に集中できるのではないかと思います。そのままだとミスをしかねないと思います。不安を取り除いた方が良いと考えました。
「別の部屋で休んでもらう」「早退をしてもらう」とストレートには言わず上司に報告します。

グループワーク〜感情と行動〜 – 障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センター

グループワーク〜感情と行動〜 – 障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センター

各グループの発表では
「感情的な行動に流されず、一人ひとりが、様々な状況になったとしても、冷静に判断することが重要である」という意見があり、冷静という言葉が各グループ共通の意見でした。

グループワーク〜感情と行動〜 – 障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センター

トランジットは様々な年齢層の集まる貴重な空間です。就職してからも会社には色々な方が勤務しています。時には意見が合わないこと、感情的に言われること、理不尽なことがあるかもしれません。
今回のグループワークをきっかけに自分の感情は、人によって考え方や捉え方が違い行動も様々である事がわかりました。
感情的になった時こそ、上気元を選択し、一呼吸や客観的な考え方を持つことで冷静な判断が生まれ仕事も楽しく取り組めます。

次回は別のテーマで取り組みます。
お楽しみに!

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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センターでは、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
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