こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センターです。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センター
では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

先日、トランジット札幌センターではグループワークのカリキュラムを行いました。
メンバーさん(障がい者就労移行支援事業所トランジットでは、利用者さんのことをその様に呼んでいます。)の中で司会、書記、発表者を決めて、カリキュラムを進めます。
今回は、前回に引き続き「ラポール ~ペーシングについて~」をテーマに取り組みました。
前回のグループワークの様子はこちら

ラポールとはフランス語で「架け橋」を意味します。
相手と自分との間に橋が架かっている状態、すなわち、心が通じ合い、互いに信頼し、相手を受け入れている状態を指します。

ラポールには4つのテクニックがあり、今回は「ペーシング」について学んでいきました。
英語でpace(ペース)は歩調や進み具合いのことを指します。
ペーシングとは、相手の話し方や状態、声の大小などの歩調を合わせることを言います。

前回は向かい合わせに座っているメンバーさんと一対一で、最近嬉しかった話や驚いた話、今日起こった出来事などの1分間フリートークを行いました。今回から参加したメンバーさんも多かったので改めてフリートークをし、相手の話すスピードや声の大きさ、音程、リズムなどに意識をして取り組みました。

グループワーク〜ペーシング2〜 – 障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センター

グループワーク〜ペーシング2〜 – 障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センター

今までのグループワークはそれぞれのグループの発表者がその場に起立し「口頭」で発表していましたが、今回は「ホワイトボードを使って説明をしたい」との要望があり、図やわかりやすい言葉を使用しながら各グループで発表を行いました。

グループワーク〜ペーシング2〜 – 障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センター

コミュニケーションが苦手な方や、人前で話すと緊張したり不安に思う方が多い中で、
「コミュニケーションは苦手だが、ペーシングをうまく使って積極的にコミュニケーションをとっていきたい」
「メンバーさん同士の会話を第三者として聞いた際、質問や相槌の重要性、間(ま)などのタイミングを学べたので行動に移して行きたい」
という前向きな感想が多くありました。

二週にわたってペーシングについて学びましたが、就職をした時に最も重要なのはコミュニケーションです。
ラポールを知り、円滑な人間関係が構築できるよう取り組んでいきましょう。

次回はラポールの3つ目のテクニック「キャリブレーション」を行います。
次回もお楽しみに!

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