こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センターです。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センターでは、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。
先日、トランジット札幌センターではグループワークのカリキュラムを行いました。
メンバーさん(障がい者就労移行支援事業所トランジットでは、利用者さんのことをその様に呼んでいます。)の中で司会、書記、発表者を決めて、カリキュラムを進めます。
今回は「ラポール 〜ミラーリングについて〜」をテーマに取り組みました。
ラポールとはフランス語で「架け橋」を意味します。
相手と自分との間に橋が架かっている状態、すなわち、心が通じ合い、互いに信頼し、相手を受け入れている状態を指します。
ラポールを築くことは、就職した時の職場のコミュニケーションはもちろんの事、家族関係、トランジットのメンバーさん同士など、普段の生活においても「コミュニケーション」や「信頼関係」を築く際に大変重要なものになります。
ラポールには4つのテクニックがあります。
1 ミラーリング
2 ペーシング
3 キャリブレーション
4 バックトラッキング
今回の「ラポール」は「ミラーリング」について学んでいきました。
英語でmirror(ミラー)は鏡(かがみ)のことです。
ミラーリングとは相手の仕草や姿勢などを鏡に映しているかのように真似るテクニックのことを言います。
ミラーリングの実例として「あなた」がカフェでコーヒーを飲みながら話しているとします。
その場合は相手がコーヒーを飲み始めたら、無意識のうちにあなた自身がコーヒーを飲むといったことです。
「あそこの夫婦はとてもよく似た夫婦だ」と耳にしたことはないでしょうか?
その夫婦はもともと似ている同士が結婚したのではなく、長年連れ添った結果似てきたと考えられます。
今回のグループワークは向かい合わせに座っているメンバーさんと一対一で3分間の自己紹介を行いました。
自己紹介をするメンバーさん、それを聞くメンバーさんがいます。
そしてその二人を他のメンバーさんは「話す仕草」や「話の聴き方」「身振り手振り」などを意識して観察してそれぞれ取り組みました。
自己紹介をすることによって良い緊張感の中、人前で話すことを学ぶことができるだけではなく、仕草や身振り手振りでのボディーランゲージを発見することができます。
次回は2グループに分かれてミラーリングに対してどう感じたか、感想や必要性をまとめて発表していきます。
次回もお楽しみに!
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