こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

トランジットではメンバーさんがオフィス事務やデザイン、コード開発の技術習得に取り組めるように20台以上のパソコンを備えています。

一般就労の現場では、パソコンを使える人が求められることがとても多く、文書作成表計算といったオフィスソフトの操作技能を必須とするところも少なくありません。
では、そういったソフトの操作は全部を覚えなければいけないのでしょうか

今回はそんな角度から見ていきたいと思います。

パソコン業務のポイント

パソコン主体のオフィス業務を行うときのポイントを見ていきましょう。

機能全部を覚えている人はいない

これに尽きるのですが、Microsoft WordMicrosoft Excelのすべての機能を覚えている人は居たとしてもほんの一握り。
業務では全部を使うことはありません。一部の主要機能が頻繁に使われたりします。
その一部の機能を知ってきちんと使えることのほうが大事です。

知ってて覚えてなくてもOK

一部の主要機能があれば帳票が作れて業務が円滑に進む、ということは十分に考えられます。
そんな現場で書式の設定の仕方や、商品コードから商品名と価格を取り出す関数などを覚えてなくて困った!という場合でも、覚えていないこと自体がいけなくはないし、知っているというだけで十分心強いでしょう。

分からないことを検索できるかがカギ

分からないこと、思い出せないことはインターネット検索を上手に使って「分からないから抜け出しましょう
分からない」→「調べる」→「解決させる」を繰り返してスムーズに検索を活用できるようになると、仕事をこなせる量が自然に増え、仕事上手な人になっていきます。

上司に質問することも意識しよう!

その会社独自の決まりごとに沿ったものや社外秘の事項はどんなに検索しても出てきません。また、調べても分からないことはそれ以上調べても答えにたどり着かないことがあります。そういった時は上司の人などに質問して解決していきましょう。

調べても分からない時は「知らない時」です。知らないものを無理に調べても検索ワードが適切じゃなかったりするので、仕事の中で見たり聞いたりした知らない言葉は、合間の時間で調べたりして「知を広げる習慣」を付けるのもアリではないでしょうか。

知っておくと便利!検索のポイント

インターネット検索は「分からないことを分からないままにしない」が実現できる道具です。
検索ワードにも便利な「入れ方」があることを、ぜひここで知っておくと色々な場面で役立つと思います。

複数のキーワードをスペースで区切る

絞り込み検索」と言います。
複数のキーワードを使って検索することで結果に現れる欲しい情報の精度が上がっていきます。

たとえば「Excelで検索するとマイクロソフトエクセルの商品情報が出てきます。

6億2900万件の欲しいかどうかも分からない情報の山

関数」という言葉を付け加えると関数の機能一覧や必須の使い方を説明する情報に絞られます。

「関数」を加えるだけで1170万件に絞られる

さらに使いたい操作の単語を付け加えると、具体的な関数がピックアップされてきます。

34万8000件まで絞られると必要な情報が見つかりやすい

このように「何をキーワードとするか」を決めることも正解にたどり着く重要な要素です。

ダブルクォーテーションで囲んだ文字列だけ検索する

フレーズ検索」と言います。
特定の警告メッセージが出た時の原因と対策を調べる場合、メッセージそのものをダブルクォーテーションで囲むと、その文字列の並びが含まれたWebページだけしか検索されなくなります。

例えば「ネットワーク探索とファイル共有が無効になっています」というメッセージが出た時に、そのまま検索すると無効や有効の切替方法が優先的に出てきますが、原因については特に触れられないので、エラーを未然に防ぐ方法など、欲しい情報が他の情報に埋もれて見つからないことがあります。

検索キーワードが単語で分割されて103万件ヒットする

ダブルクォーテーションで囲んだ場合はトラブル事例のほうが先に出ます

一字一句違わぬフレーズで絞ると2870件になった

原因と予防策まで触れたページが上部に来ますので、フレーズ検索はピンポイントで調べたい時に役立ちます。

マイナス「 – 」を付けて結果に出ないようにする

排他検索」と言います。
キーワードの先頭に半角マイナスを付けると、検索結果に出てこなくなります。

たとえば、失敗しないオムライスの作り方を調べる時の例を見てみましょう。

オムライスと書かれつつもなんか違うのがいる

ここでウェブサイト名をキーワードにし、マイナス「 – 」を付けることで、特定のウェブサイトだけ検索結果から外すことができ、情報の精度が上がります。

画像はあくまでも一例です。

こんな機能があったのか!というかたもいらっしゃるかと思います。
明日の検索にお役立ていただければ幸いです。

検索上手は仕事を早く確実なものにしてくれます。
ぜひ、インターネット検索を自分の武器にして、仕事上手になれるよう役立ててみてくださいね。

気軽にお問い合わせください

現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

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