こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

本日は身近な科学についてのお話です。
まずは下の絵を見てみてください。

チェッカーシャドウ錯視の例

チェック柄のマス目に「A」「B」と書かれています。
Bには柱の影が掛かっているのでちょっと暗く見えますね。
このAとB、どちらが明るいでしょう

  • Aのほうが明るい
  • Bのほうが明るい
  • どちらも同じ

正解はのちほどお伝えします。
この絵はチェッカーシャドウ錯視というもので、目の錯覚を引き起こす絵として有名です。

この現象は錯覚で明るさの感覚がずれて見えるもので、100年以上も研究されて何故起きるのかが分からないままだったんですね。
とりあえず「脳の高度な働きによるものなんじゃないかな」と漠然と仮説が立てられていたのですが、MIT(マサチューセッツ工科大)の研究者たちが「脳ではなく網膜で起きている」と証明したそうです。

いままでの説はひっくり返され、網膜という光を感じるだけのシンプルな働きを持つところで、すでに色ズレしたものが脳に届いていたというのです。
100年以上も脳だ、と当たり前のように思われていたものを覆すなんて、すごい大発見ですねえ……

既存の考えにとらわれていると、新しい発見が目の前にあっても見逃してしまうことがあります。

トランジットで毎朝唱和するクレドの中に、こんな一節があります

私たちは、変化を楽しみます
既存のやり方に慣れてしまっていると、新しいことにチャレンジするときに必ず心に抵抗感が出ます。
これに負けず変化することで自己成長することができます。

普段の自分自身を振り返ってみましょう。
なんとなく「自分のやってるこのやり方が一番いいんだ慣れた方法が一番だ」と考えてしまいがちになっていませんか?。

もしかすると自分が知らないだけでもっと効率的で簡単な方法があるかもしれません。
柔軟に受け入れる目を曇らせてしまうと、初めて見るとても便利なものが本当に便利と思える前に使えないと決めてしまったりします。

新しいものを受け入れる視点を持つのはいいことだと思います。

ちなみに先ほどの問題の答えは「どちらも同じ」でした。
そんなバカな〜!と思ったかたは下の解説をご覧ください。

チェッカーシャドウ錯視のアニメーション解説

参考サイト:
ナゾロジー『錯覚が起きているのは脳ではなく、目の「網膜」だと判明!』

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