こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

最近、感動して涙を流したのはいつですか?

感動したときなどに流す涙は「情動の涙」と呼ばれ、目を守るために流す「生理的に流れる涙」とは区別されます。
「情動の涙」は喜怒哀楽といった心が動いたときに流れるものです。
自分のなかに湧き上がった感情によるものと、相手の気持ちに共感して流すものがあります。

感動して涙を流すのは、人間だけです。
人間は、脳の前方にある「前頭前野(ぜんとうぜんや)」と呼ばれる部位の、ちょうど真ん中に「共感脳」というものがあります。
その働きによって、表情、目つき、仕草、声のトーンなどから相手の心の意図を汲み取ることができるのです。

人間は、相手の気持ちに共感できる力を持っているため、自分以外の誰かの心情に共感して「もらい泣き」をするのです。

感動して涙を流すと、副交感神経に働きかけて、脳が緊張状態からリラックスした状態に切り替わります。
つまり、ヒトは泣くと癒されるようにできているわけです。

ずっと脳を使い続けていると、疲れやストレスが溜まってしまいますよね。
そんな状態で涙を流すと、心の混乱や緊張、不安が溶けて「スッキリした」と言う研究結果もあります。

涙を1粒流すと、ストレス解消効果が1週間続くことが医学的にも証明されており、「涙活(るいかつ)」という活動もあるなど、「涙を流すこと」への注目が高まっています。


トランジットでは、就職に向けて確実に進んでいくために、毎週最初の通所日に「先週の自分を振り返り」「今週の自分の目標を定める」時間を、「週間目標」というカリキュラムとして行なっています。
週間目標の内容は、カリキュラムについての目標だけでなく、生活面についての目標も含まれています。
「しっかり体を休める」と言う意味で、週末に「涙を流してスッキリする」ことも、週間目標に入れてみても良いかもしれませんね。

「最近、泣いてないな」という方は、疲れやストレスが溜まってしまっているかもしれません。
週末は、自分が「泣ける」映画やドラマ、小説、音楽などでスッキリして、気持ちよく週明けを迎えませんか?

参考:
有田 秀穂「涙とストレス緩和」『日本薬理学雑誌 129巻』公益社団法人 日本薬理学会、 2007年、 P.99-103
※以下のURLで公開されている
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/129/2/129_2_99/_pdf

涙活公式
https://www.ruikatsu.com/

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