こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

トランジットで行っている書き取りのカリキュラム。
文字を美しく書けるようにするほかに、意識を集中して丁寧に書けることを目的としています。

文字は書き始めから書き終わりまで途切れずに集中しなければならないものではなく、意識をしながら書く箇所だけ集中することがポイントです。

とめ、はね、はらいなどは一つ一つ丁寧に書く。
偏(へん)と旁(つくり)は1:2の幅で書く。
横画や縦画が繰り返されるものは等間隔に線を書く。

丁寧に書く、を継続することで、字はほどよいバランスに整っていき、書く機会の少ない他の漢字などにも対応できるようになっていきます。

書き文字に重きが置かれる文化は背景をたどると1,000年以上も昔にさかのぼります。
昔は紙が高価なもので、紙が手に入らなくて字の練習をしたくてもできない、という状況があったことで「書き文字を見れば身分が分かる」とされていたそうです。
書は体を表す」という言葉があるように、私たちの暮らす日本では「履歴書は丁寧な手書き文字で人となりの印象が決まる」という考えが長く続いてきました。

最近はインターネットを介した人材採用のしくみが発達して、手書き文字を不要とする「Web応募」などで現場に求められるスキルや経歴と志望動機で採否が決まるものも増えており「紙媒体の履歴書は活字で印刷したものでOK」という会社も多く見受けられますので、トランジットでも履歴書はパソコンで作成しています。

とはいえ、綺麗な手書き文字は時代に合わず役に立たないということではありません。
伝票、慶事や弔事の袋、熨斗(のし)といった形式的なものからミーティングの場でボードに書いたりデスクワークでメモ書きを誰かに渡したり、など「文字を書く」という機会は多いものです。

そういうとき綺麗に書くことより丁寧に書くことを意識することが大切です。

丁寧を継続するのは難しいものです。
書き取りのカリキュラムを通して、丁寧な仕事を続ける集中力をつけていけるといいですね。

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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

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