こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

お歳暮のシーズンがやってきましたね。
この慣習は江戸時代までさかのぼり、商人が1年の締めくくりに大家さんや取引先などお世話になった方へ贈り物で感謝を伝えたのが起源の一つとなっており、現在も減少傾向であるものの続いている文化です。

本日はお歳暮を頂きましたので、贈り物装丁に焦点を絞ったお話を綴りたいと思います。

普段のお買い物と違い、誰かに感謝や特別な思いを込めて贈り物を用意する時はラッピング包装をすることが多いのではないでしょうか。
店舗でラッピングサービスを依頼すると、たいてい外箱の上から包装紙でくるまれます。

この包装紙というものはデザインが多種多様で、和柄や洋柄を問わず店舗のロゴが載っているものまでさまざまです。
こういった柄は「ありふれた模様の種類がたくさんあって、いろんなお店で自由に使い回している」のではありません。

開封するとすぐに捨てられることもある包装紙
その柄をデザインする人がいて、色やバランスを取って、美しさを計算しながら作られます
ものによっては、その包装や紙袋のデザインだけでそのお店と分かるトレードマークの役割も果たすのです。

実際に流れの一例をご紹介します。

あるお菓子の老舗で使われている包装紙は草木など自然を想起させるような色の組み合わせで組み立てられています。

カラーチップを作って…

色のバリエーションを増やして…

組み合わせて無限に並べて繰り返せるパターンにします。

これが包装紙デザインのベースになります。

実際にはここにリサイクルマークなどを加えたり、OKが出るまで修正案に沿って手直しを加えたり、数日〜数週間の期間を掛けて作られます。

包装紙柄をじっくり見る人なんてそうそう居ないかもしれません。
ですが、もしふさわしくないデザインだとしたらどうでしょう。
「センスのひどい包装紙だ」と多くの人が感じることでしょう。

無意識に当たり前に受け取れるもの」はデザインが完成しています
デザイナーは気づかれないようにする完成形を目標にデザインするのです。

ここから私たちが学べることがあります。

私たちスタッフは、通所されるメンバーさんが1日を通して快適に過ごしながら学びを深めていただく場を作っています。
ここで包装紙のデザインと同じく「無意識に当たり前に受け取れる配慮」をしながら縁の下の力持ちとしてメンバーさんの就労をサポートしていきたいと考えています。

気軽にお問い合わせください

現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット麻生では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

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