こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌です。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

トランジット札幌では、ビジネスマナーを週に2回行っています。
ただ知識を覚えるのではなく、参加している他のメンバーさん同士で話し合ったり、コミュニケーションをとりながらビジネスマナーを理解し身につけていくのがトランジットのビジネスマナーの特徴です。

今回のビジネスマナーは、「おまんじゅう話法」と「サンドイッチ話法」という話から始まりました。
「おまんじゅう」と「サンドイッチ」ということで、美味しい食べ物の話…ではなく、相手に伝わりやすい話の順序についての話です。

おまんじゅうは「あんこ」が皮に包まれていますよね。
そこで「おまんじゅう話法」とは「重要なことを最後に取っておく」話し方のことを言います。

一方、サンドイッチはパンとパンで具材をはさんでいます。
パンを「重要なこと」に置き換えて考えて、「重要なこと」を話の最初と最後に話す話し方のことを「サンドイッチ話法」と呼んでいます。

どちらの方が相手に伝わりやすいでしょうか?
一番伝えたいことが先にわかってから詳しい内容を聴くので、多くの場合「サンドイッチ話法」の方が伝わりやすいです。
面接での受け答えや、話し合いの場では「サンドイッチ話法」ということを意識してみるといいですね。

「サンドイッチ話法」の説明が終わったところで、今回の本題「コンセンサス」について取り組みます。
コンセンサスとは、集団での意思決定(合意)のことです。
グループで話し合いをして、多数決ではなく全員の合意によって決定をしていきます。

話し合いのテーマは「ボランティア」。
自分が所属しているボランティア団体に参加したいと5人から応募がありました。
その中から2人のみを受け入れるなら、誰を受け入れますか?ということを話し合います。
応募してきた人たちの年齢も職業も性別も応募動機も様々な中からグループで2人だけを選ぶのは大変です。

今回のテーマの一番のポイントは「相手と意見が異なった時にどうするか」ということ。
全否定はせず、相手の話をしっかり聴いて全員が納得する結論を出せたでしょうか?
参加したメンバーさんからは「他の人の意見を聴くと、自分では考えつかなかった視点があり、新鮮だった」との感想があり、良い経験になったようです。
今回の話し合いで学んだことを日常生活や仕事でも生かしていきたいですね!

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現在、障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌では、就職を目指している障がいのある方や難病を患っている方・障がい者雇用をお考えの企業採用ご担当者様・クリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽に問い合わせください。

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