グループワーク〜コンセンサス（合意）〜 | 障がい者（障害者）就労移行支援事業所トランジット

こんにちは。障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センターです。
障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センターでは、障がいをお持ちの方や難病を患っていらっしゃる方が一般就職するためのサポートを行っています。

トランジット札幌センターではグループワークのカリキュラムを行いました。
メンバーさん（障がい者就労移行支援事業所トランジットでは、利用者さんのことをその様に呼んでいます。）の中で司会、書記、発表者を決めて、カリキュラムを進めます。

今回のテーマは「コンセンサス（合意）」です。

「コンセンサス」とは集団の意思決定（合意）をするという事です。

「コンセンサス」には5つのポイントがあります！

納得できるまで話し合こと。自分の意見を変える場合は、自分にも他の利用者さんにもその理由を明らかにする事が必要です。
自分の判断に固執し、他に勝つための論争は避けること。
決定をするにあたって、多数決や平均値を出しての「葛藤をなくす方法」は避けること。また結論を急ぐあまり、葛藤を避けるために妥協はしないこと。
少数意見は、集団決定の妨げとみなすより、考え方の幅を広げてくれるものとして尊重すること
論理的に考えることは大切ですが、一人、ひとりの感情やグループの動きに十分配慮すること。

コンセンサスのテーマとしてメンバーさんにはボランティア団体に所属していると仮定し、ボランティア活動に1年間参加をしてくれる長期メンバーを５人の志望者の中から2名選び、なぜその方を選んだかの理由を考えました。

この5人は高校生、大学生、主婦、OL、老人、年齢も様々で、やる気がある方、そうではない方、自分にはボランティアは向いていないと確認したい方、別のボランティアの経験を生かしたい方などなど・・・

あまりやる気がない方を更生させるためにも選ぼうとする方、素直にやる気を買い選ぶ方、年齢目線や経験がない方こそ選ぶべきと考える方もいました。

グループワーク〜コンセンサス（合意）〜 – 障がい者就労移行支援事業所トランジット札幌センター

「他のメンバーさんの理由を聞き、新たな視点で物事を考えることができた。」という感想もありました。
コンセンサスをきっかけに自分の意見だけを鵜呑みにせず、相手の意見をしっかりと聞くいいきっかけになれましたね！

メンバーさん１０人いれば１０人の考え方や着目する視点、理由があります。まさに十人十色ですね。

また次のグループワークでは違うテーマで取り組みます！
お楽しみに！

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